ロングホーンインポート BB

ジーンズのバックポケットは、モデル、ブランドなどによって、形、大きさ、ステッチ、取り付け位置が異なります。

ジーンズのバックポケットは、視覚的に与えるインパクトも大きいです。下に添付するPinterestの画像の女性が穿いているリーバイスのカットオフは、バックポケットの形状、取り付け位置が少し上であること、生地の色味などから、1980年代後半から1990年代初め頃の501と推測します。



2017年の現行501のハイエンドのモデルや細身のシルエットのモデルは、縦に長い形状のポケットで取り付け位置も少し下であることに気づきました。現行の501のバックポケットの形などに着目して、いくつか記事を投稿しました。

501 各モデル バックポケット形状、取り付け位置の比較 / 私のリーバイス

現行501のバックポケットの形について、細身のシルエット、ハイエンドは縦長!？ / 私のリーバイス

現行US モデル 501STFのバックポケットの形状、大きさの変化、前モデルとの違い / 私のリーバイス

手持ちの501-1995と501 ロングデイのバックポケットの大きさ、形、位置が随分異なります。
この501 ロングデイは、2014年秋に発売された直後に入手したものです。その後、少し変更が行われたようです。2017年春夏時のロングデイのバックポケットは縦長に見えます。

2013年頃に入手したリーバイス501STFと2014年秋に入手した501 ロングデイのバックポケットは、大きさ、形状、取り付け位置が似ています。時期も近いので、バックポケットの基本的なデザイン仕様は、（ほぼ）同じ可能性もあります。

2013年頃に入手した501STFと2012年のモデルのバックポケット部の比較です。
縦の長さは大きく変わりません。

2013年に501STFは、仕様が大きく変更になりました。バックポケット部に関しても、アーキュエットステッチの形状が深めから浅めに変わり、ステッチの色はイエローからオレンジに変更になりました。ポケットの取り付けステッチは、新仕様ではバータックの幅が広くなり、両側に入るポケット取付けステッチのシェープが少しヴィンテージを模倣したラインを描くようになりました。

2017年の現行501STF（向かって右）と2013年頃に入手した501STF（同左）のバックポケット部の比較です。

現行モデルはバックポケットが大きくなっています。縦も長く、形状も四角に近いシェープです。