リーバイスブック Vol. 8

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ロングホーンインポート
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リーバイスブック Vol. 8

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月09日(水) 12:12 am

O様から:

所感・雑感

バブル景気の勢いそのままに、またも増ページ52ページになりました。リーバイスジャパンの勢いも止まりません。
もしかして現在のリーバイスジャパンの商品数よりも多いのではないかと思うほどの充実ぶりです。
「新しいlotを作れば作るだけ売れた」みたいな笑いの止まらない状態だったのでしょうか。(何の根拠もなく書いてます)

501の紹介文で気になるところが→「●洗って、縮めて、フィットの<OR>が人気急上昇中!」です。
私は残念ながら穿いてませんが結構売れて(みんな穿いて)いたのではないでしょうか『501 STF』。

いよいよ登場しました。ヴィンテージカテゴリーに『503B-XX』。これが私のなんちゃってヴィンテージ購入のピークになります。(今も穿けます)
『濃紺にイエローステッチ』感激しました!。この素晴らしいコントラストがなぜ他のジーンズに採用されないのだろう?と不思議に思いました。
米リーバイ社から「オレンジ以外は認めない」とか言われていたのでしょうか。私は絶対にイエローステッチ派ですね。
この503B不思議なんですが、よじれが生じてます。左足のアウトシームが前へ右足のインシームも前へ、当時は「気持ち悪いなー、かっこ悪いなー」と思っていたのですが、私のリーバイスを拝見して生デニムでは当たり前のことと知りました。でもこのジーンズプリシュランクのはず?。
もう一つ気になるのが、良く言われる「明確な縦落ちではなく、ざらっとした色落ち」がこの503Bで再現されているような気がするんです。手持ちの他のジーンズとは違う色落ち。
私は本物を見たことがないので「気がする」だけなんですが。(笑)

あちこちに散らばっていた「ジャケット」が一堂に会しちゃいましたね。これはこれで非常に比較しやすい。「お好みでどうぞ」という感じですね。
あれ?おかしいな70506-03(ブランケット付)がありませんね。

48ページ必見です。「私のリーバイス」でもベタ褒めだったCMの紹介がありますよ。

私発見しました。最後のページにコンセプト・デザイン・写真の担当者(会社)のクレジットが入っていたんですね。遡って見てみたらVOL.7から始まった表記です。デザイナー・フォトグラファーを使ってのカタログ作成。完成度が高いわけです。これを『タダ』で配っていたのですから良い時代だったのでしょうね。
添付ファイル
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ロングホーンインポート
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Re: リーバイスブック Vol. 8

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月09日(水) 1:54 am

O様、

リーバイスブックの情報を共有してくださいまして、誠にありがとうございます。また、所感・雑感、大変興味深く、拝読しました。

冒頭にお書きになられている様に、過去の製品、雑誌、資料などについて、当時の状況、流行、出来事などについて考慮することが重要だと思います。このリーバイスブック Vol. 8が発行された時、日本はバブル経済の真っ盛りの状態であったことは、非常に重要な時代背景だと思います。
501の紹介文で気になるところが→「●洗って、縮めて、フィットの<OR>が人気急上昇中!」です。
私は残念ながら穿いてませんが結構売れて(みんな穿いて)いたのではないでしょうか『501 STF』。
実際のところは、どうなのでしょうか? STFの人気が高まっていたと言うのはそうだったと思うのですが、多くの人が穿いていたのかは不明です。私は当時501を穿いていましたが、縮んだ記憶がないため、洗い加工(WA)のものを穿いていたと思います。STFと言うもの自体を知りませんでした。私の場合は、リーバイスブック自体も知らなかったので、対象外かもしれません。😅

濃紺にイエローステッチは、映えますよね。視覚的なインパクトは大きいと思います。好きな人は本当に好きだと思います。ヴィンテージカテゴリーの製品を企画した場合、お書きになられたようなユーザーに与える印象などの理由で、イエローステッチにすることは必然だったと思います。

当時の米リーバイスは、非常に保守的なところが多く残っていたと思います。伝統を守り、あまり変えることを望まない。というところがあったと認識しています。501の様な伝統ある製品に関しては、この様な考えは特に該当すると思います。一方で、若い世代を対象にした新企画の製品であれば、新しいことを取り入れるのは自然だと思います。

503B-XXは、このリーバイスブックの中でも際立った存在だと思います。当時、私もリーバイスブックを読んでいたら、多分、503B-XXを買っていたと思います。503B-XXは、ヴィンテージ・ウォッシュと呼ばれる洗い加工が施されているとの説明が末尾にあります。洗い加工はされていますが、色味は501よりも黒みがかった濃い紺色に見えます。

プリシュランク(洗い加工)の場合は、元は同じなので、ねじれが生じます。

お書きになられている通り、ジャケットはこの号のように1つに集まっている方が比較しやすいですよね。
Levis Book Vol.08 1989 FW denim jacket.jpg
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前年のVol. 6 にはあった70506-03が含まれていないのも興味深いです。日本ではブランケット付きは不人気だったためかもしれません。

CMについての紹介ページ
TV CM Story in Levis Book.jpg
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「私のリーバイス」でもベタ褒めだったCMの紹介とのことですが、以下の記事内で紹介していることでしょうか?(正直、褒めているという認識はありませんでした。)

1930年代のリーバイス・ツーホースロゴについての顧客の体験談

このCMはインパクトもあり、好きな人も多いようですね。使用している曲、「ビー・マイ・ベイビー」とのマッチングもとても良いと思います。個人的には、???と言うところがあります。この時代のリーバイスのCMは、芸術的に見ても本当に素晴らしいものがあるので、比較するのは適切ではないかもしれません。

最後のページにコンセプト・デザイン・写真の担当者(会社)のクレジットが入っているというのは、本当に興味深いと思います。ただのカタログではないということを示しています。実際、リーバイスブックはリーバイスジャパンが世に送り出した本当に素晴らしい作品だと思います。

ROA
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Re: リーバイスブック Vol. 8

投稿記事 by ROA » 2017年8月09日(水) 10:16 pm

「私のリーバイス」でのCMの紹介がどれだったのか改めて探してみたのですが記事が膨大過ぎてもうわかりません(笑)。
しかしCMについての記事は1つや2つではなく、けっこうアップされております。
ちなみこんなところでしょうか↓
http://www.mylevis501.com/2012/08/blog-post_14.html

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ロングホーンインポート
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Re: リーバイスブック Vol. 8

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月10日(木) 12:04 am

80年代から90年代リーバイスのコマーシャルは、芸術性に優れたもの、ストーリー性のあるもの、悲喜こもごもで素晴らしい作品がたくさんあります。(2000年代以降のCMでも良いものもあります。)

ご貼付下さった記事の中で紹介しているCMは、本当にすごい作品だなと思いました。(私の好みのCMのトップ5には確実に入ると思います。)以下のCMも非常に良くできていると思います。501の伝統的なシュリンクトゥフィットの仕方をストーリーを絡めて演出するクリエイティブで芸術性、ストリー性にも優れていると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=skWFyop_pxU

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ロングホーンインポート
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Re: リーバイスブック Vol. 8

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月14日(月) 12:49 am

私のリーバイスにリーバイスブック Vol. 8 の紹介記事を投稿しました。


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