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サドルシューズの歴史と2016年春夏新作 Mil-1 Saddle Oxford

レッド・ウィング・ジャパンのFacebookに、2016年春夏モデルの新製品第二弾、Mil-1 Saddlel Oxford(ミルワン・サドル・オックスフォード)の紹介記事が投稿されました。

SS2016 New Product Review Vol.2 “Mil-1 Saddle Oxford” / Red Wing Japan Facebook

丁寧な商品説明、そしてサドルシューズについての話などが書かれた、素晴らしい記事です。

サドルシューズの歴史

下の写真のサドルシューズは、 The Metropolitan Museum of Artのコレクションです。年代は1930年代で、メーカーはHurd Shoe Co.。 1959年にKenneth S. Hurdさんが寄贈されたものです。



Saddle Shoes, Hurd Shoe Co.
1930年代のサドルシューズ: Metropolitan Museum of Artのコレクション

以下、Metropolitan Museum of Artの説明を訳したものです。

サドルシューズは、靴のウエスト部分にもう一枚の革が取り付けられているのが特徴です。1906年に、A.G. Spaldingがジムオックスフォードとして開発し世に送り出したのがサドルシューズの始まりです。1930年代の後半になると、2色のサドルシューズは日常に使用する靴として、広く普及しました。

この写真のサドルシューズは、伝統的なラバーソールではなく、ビジネスシューズのバラエティとしても使われていた事例を示しているものです。

調べてみると、1920年代から1950年代にかけて多くのサドルシューズの広告や写真が、色々あります。サドルシューズは、当時の若者の間で広く普及していたようです。

1930年代のサドルシューズ

1937年のLIFE Magazineの表紙は、サドルシューズです。この号は、大学のキャンパスライフなどの特集記事が掲載されているものです。

表紙を飾るサドルシューズが、その時代の学生を表す代表的なものの一つであったことを物語っていると思います。

1937 Life Magazine Front Cover Page
Photo: 1937 LIFE cover page, Google Book published by Time Inc.

この雑誌の中身は、Google Bookで読むことができます。LIFEはファッション誌ではないので、記事の内容は靴やファッションには全く取り上げられていません。

学生生活や行事などの話が中心です。一つだけサドルシューズを履いている写真を見つけました。

Saddle shoes in 1930s from Life Magazine
Photo: 1937 LIFE, Google Book published by Time Inc.

1920年代終わりから30年代初頭のレッド ウィング サドルオックスフォード

1920年代末から30年代初めのレッドウィングのカタログに掲載されているサドルオックスフォードです。

Posted by Red Wing Japan on Sunday, January 17, 2016



カタログのイラストの右の説明に、レザーはTANとSMOKED ELKと説明があります。

つま先が直線に近い角ばった特徴あるデザイン・シルエットです。”スクエア気味のつま先は、ゴルフなどのスポーツに適するようにデザインされたことがうかがわれる”、とレッドウィングジャパンの説明にあります。

確かにスポーティなーデザインで、スポーツ用途である感じがします。

ソールは、Chocolate Prince G Gro-Cordソールと呼ばれる特徴的なソールを使用しています。

Mil-1 Saddle Oxford

以下、レッドウィングジャパンのFacebookのミルワン・サドル・オックスフォードの商品説明の引用です。

今回の新商品、Mil-1 ミルワン・サドル・オックスフォードでは、レザーにベックマン・ブーツと同じフェザーストーンレザーを使い、敢えて同色レザーとしました。

1920年代末のレッド・ウィングのサドル・シューズのものよりフォーマルな印象をもつMil-1ラストと相まって、よりクラシックなサドル・シューズの姿が再現されています。

ソールは勿論、グロコード・メダリオン・ソール。カラーはブラックとブラックチェリーの二色です。

サドルシューズは、2色の色、特にコントラストが強くなればなるほどカジュアルな感じ、印象が強くなると思います。逆に同系色の色であれば、ドレッシー、フォーマルな感じの落ち着いた印象になります。

同色レザーを使うことで、ドレッシーな雰囲気を演出していると思います。

冒頭の写真で紹介したThe Metropolitan Museum of Artのコレクションである30年代のサドルシューズも、やはりドレスシューズ、ビジネスシューズの印象を強く受けます。

”つまさきがスクエアで、足指にゆとりをもたせたラストデザインは、ある程度Mil-1 ラストにも共通しています。”とのことです。

ソールは、グロコード・メダリオン・ソール。カラーはブラックとブラックチェリーの二色。

発売は2月末を予定とのことです。

クラッシックで特有の雰囲気があると思います。

Mil-1 Blucher Oxfordもそうですが、ドレッシーでありながら、通常のドレスシューズとは一味も二味も違う佇まいが感じられます。

Mil-1ラストを使用することによって、より個性的で、かつレッドウィングらしさを演出する仕上がりになっているように思います。

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