リーバイスブック Vol. 10

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ロングホーンインポート
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リーバイスブック Vol. 10

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月12日(土) 3:57 am

O様からのメッセージ:

リーバイスブックVOL.10を送信させていただきます。

●所感雑感
・「レッドタブとシルバータブ」というカテゴリー分けをを大きく強調しております。シルバータブはヨーロッパ感覚を取り入れたものらしいです。
・巻末にリーバイス辞典が登場。字が小さくて私はもう読めません(苦笑)。デジタルのありがたさpdfだと拡大して見れます。(笑)

●独り言(回想)
・70506-03(ブランケット付Gジャン)のワンウォッシュがやっと登場しました。私が26歳?もっと前から持っていたような気もします。
「私のリーバイス」でもジーンズや靴に付いてしまった傷や汚れは後々良い思い出になると仰っていますが、全くその通りでこの70506も思い出多い一着です。

バンダナのことは忘れていましたが、このGジャンを買った時のことはよく覚えています。
例のジーンズ屋でおじさんが「これどうだい?アメリカ製だよ」と勧めてくれたのがこの70506-03でした。以来私はアメリカ製という認識でおります。
ボタン裏刻印『527』。この頃のボタンは錆が出ますね、デニム地にも錆色が染み付いちゃってます。

まずやられたのがリーバイスブックでの紹介の仕方です。
『70年代にはウェストコースト派のミュージシャンやサーファーが好んで着たことで有名な、裏にブランケットのライニングを付けたデニムジャケットだ。とてもヘビーデューティだから、ひとまわり大きめを買ってジーンズと一緒にザブザブやろう。袖口がスリ切れた頃にやっと昧が出る。』

なぜ一回り大きめを買うのか謎ですが、『袖口がスリ切れた頃にやっと昧が出る』この一文にやられました。

とにかく毎日着ました、そして言われた通りザブザブ洗いました。ところがコイツ、洗っても、洗っても、洗っても色が落ちないんです(泣)。
何という染色持ちの良さ……さすがリーバイス頑固です。業を煮やした私はとうとう禁断の漂白剤を使ってしまいました(色柄用)。
やっと少し色が落ちましたが何だか後ろめたかったですね。「これはフェアプレイじゃないな」って思いました。

失敗したのがティアオフって言うんでしょうか『紙パッチについてる余計な部分』これを手でむしりとったら縫い目の所まで破っちゃいまして(トホホ)。逆『コ』の字型に三方の縫い目だけで紙パッチは現存していますが今でも悔しい失敗です。

残念ながら袖口は現在も擦り切れていません、丈夫ですリーバイス(笑)。でも、いい味は出してると自負しております。

長く着られるモノは思い出も沢山できますね。
添付ファイル
Levis Book Vol.10 1990 FW cover page.jpg
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Re: リーバイスブック Vol. 10

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月12日(土) 4:00 am

ジーンズショップのお店の方との思い出もお持ちとのこと、本当に最初の出会いから思い出深いジージャンなのですね!!ボタン裏が527であれば、アメリカ製と思います。527という番号はジャケットのラインだと思います。501で刻印527は、私はまだ聞いたことがありません。(記憶違いの可能性もあります。ただ、ジャケットとジーンズは、番号が違うのは以前からそうでした。)
なぜ一回り大きめを買うのか謎ですが、『袖口がスリ切れた頃にやっと昧が出る』この一文にやられました。

とにかく毎日着ました、そして言われた通りザブザブ洗いました。ところがコイツ、洗っても、洗っても、洗っても色が落ちないんです(泣)。
何という染色持ちの良さ……さすがリーバイス頑固です。業を煮やした私はとうとう禁断の漂白剤を使ってしまいました(色柄用)。
やっと少し色が落ちましたが何だか後ろめたかったですね。「これはフェアプレイじゃないな」って思いました。
本当に付き合い方も思い出があるのですね!!『袖口が擦り切れる』かは、着用の仕方、着用者の手の長さとジージャンの袖の長さとの関係がかなり影響します。しかし、コピーというのは重要なのだと改めて思いました。ユーザーによっては、奥山様と同じようにコピーが心に残ったり、付き合い方にも影響を与えると思います。
リーバイスのデニムは、簡単に色落ちしませんよね。そのため、色落ち人気全盛の頃(90年代後半から2010年代前半まで)は、リーバイスのレギュラー製品や80年代以降のモデルは酷評されていました。最近は評価がかなり変わってきていると思います。色落ち人気も20年以上続いたので、当たり前ではありますが、以前と比べると評価が大きく異なるのは興味深いです。

失敗したのがティアオフって言うんでしょうか『紙パッチについてる余計な部分』これを手でむしりとったら縫い目の所まで破っちゃいまして(トホホ)。逆『コ』の字型に三方の縫い目だけで紙パッチは現存していますが今でも悔しい失敗です。
70年代以降の501は、伝統的にパッチにティアオフが付いています。私の場合、着用時にハサミで切っていたのですが、2012年に購入した501STFのブラックは、試しに切らずにおこうとしてしばらく切らないで着用していました。しかし、パッチにティアオフタグが残っているのがなぜか着用時にどうしても気になって、頻繁に触っていました。ある時、やっぱり気になるので取り外そうと思い、穿いた状態で力を入れて剥ぎ取ったら、破線部ではなく、パッチの一部がちぎれてしまいました。(泣)奥山様と似たような思い出があります。
残念ながら袖口は現在も擦り切れていません


個人的には、ジージャンの袖口は擦れがない方が良いと思います。ユーズドでも、できるだけ擦れがないものを調達しようとしています。

いつも本当にありがとうございます。

ROA
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登録日時: 2017年7月31日(月) 9:36 pm
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Re: リーバイスブック Vol. 10

投稿記事 by ROA » 2017年8月14日(月) 10:02 pm

私のリーバイス『80年代後半から90年代 リーバイス 501 レディースとメンズの違い』を興味深く拝見いたしました。
Vol.7から登場のレディース用501でありますが、私は見落としておりました(あまり意識してなかった)。

レディースを穿かれた女性の「まるでもんぺのようでした・・・今の時代に穿きこなすのは私には不可能でした・・・」というコメントを読んで時代の流れを感じました。

当時は男性用の501を穿いているとどうしても彼氏のかな?と思ってしまうほど『借り物感』があり、女性用の501は女性特有の体型を考慮した魅力的なシルエットに見えた記憶があります。

女性特有のシルエットでいうとまず思い浮かぶのは701を穿いたマリリン・モンローですね。
当時の街ゆく女性だと、私はレディース501のトップスにポロシャツかブルーのオックスフォードシャツを着ている姿が思い浮かびます。

現在の女性の体型が変わってきたのか、ジャストなサイズを選ばないと「もんぺ」になってしまうのかちょっとわかりかねますが、あのシルエットは当時特有のものだったのかもしれません。

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Re: リーバイスブック Vol. 10

投稿記事 by ロングホーンインポート » 2017年8月14日(月) 11:49 pm

お返事ありがとうございます。

ご存知の通り、ファッションは時代とともに変化してきています。特に女性のファッションに関しては、変化が激しいです。メンズの場合は、大きく変わらないところもあるので、数十年前の服を今着ても違和感がありませんが、数十年前の女性のファッション製品そのものを今着ても違和感がないものは、非常に少ないと思います。

例えば、先日も添付しましたリーバイスのCMの時代設定はかなり古い(サスペンダーボタン付きの501であることから、少なくとも1930年代前半以前)もので、登場人物の衣装も時代を感じさせるものでしたが、ジーンズ自体は大きくは変わってい印象を受けます。

https://www.youtube.com/watch?v=skWFyop_pxU

オリジナルヴィンテージの701は、驚くほど、股上が深いです。ヴィンテージの501は、現代のジーンズとシルエット的にも大きな差はありませんが、701はかなり違います。でも、マリリンが穿くと凄く良いですよね!😊 正直なところ、ヴィンテージの701を今、穿きこなせる人は本当にいないと思います。(それ位、今の感覚とは異なるカットなのです。)


80年代のレディース501は、女性のラインに合わせたカットになっています。上にボリュームができて、下で絞るシルエットなので、大まかな意味ではスキニーなどと共通なのですが、実際に着用した時の印象は大きく異なると思います。(「もんぺ」になってしまうというのは、的を得たご意見だと私は思っています。)

以下の写真でシンディ・クロフォードが穿いているのは、80年代前半の501です。これはメンズだと思います。


当時は女性のファッションは、女性らしさがジーンズでも求められた所があると思います。当時は、レディース501にポロシャツやシャツで、十二分に斬新なカジュアルファッションだったと思います。

ジーンズに関しては、最近は女性の方がオーセンティックなもの(厚手で綿100%)を好む傾向も出てきているように思います。昨年ごろからリーバイスの501や505の場合は、レディースのほうが厚みのある生地を用意しているほどです。

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