ロングホーンインポート

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割れたパッチ付き507XXの洗濯

紙パッチ付きの507XXがWebストアに入荷しました。

コンディションはかなり良いのですが、香水の様なにおいがすることと右ポケットフラップにクセがついているので、ストアに出す前に洗濯する事にしました。ご参考までに洗濯方法を含めて紹介します。

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パッチは残っているのですが、亀裂が入っており、中央部が一部消失してしまっています。ロット番号とサイズは明確に読み取れます。

この様なパッチの状態の場合で、パッチを維持したい場合は、手洗いを強くお勧めします。手洗いであれば、気をつけて洗えば、洗濯時にパッチがさらに損傷することや悪化する事はありません。

このパッチは亀裂は入っていますが、完全に硬化していないので取り扱いに気をつければある程度維持できそうです。

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右胸ポケットのフラップが上に向かって反っています。ファーストとセカンドのフラップはこのような反りを起こしやすいです。

今回は洗濯乾燥時にこの反りの部分も補正します。

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洗濯は浴槽を使用します。浴槽の底にジャケットを形を整えて置きます。洗濯前にボタンはアジャスターボタンを含め全て外します。

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水を注ぎその後に適量の洗剤を追加します。洗剤は濃い色衣料専用で色落ちを防ぐ特徴を売り文句にしている洗剤を使用しています。水と洗剤を適量注いだ後、押し洗いをします。押し洗い後、しばらくそのまま浸けておきます。

 

 

左の写真は押し洗い後約20分後です。水が少し濁っています。洗濯前の時点ではそれ程汚れている様には見えませんでしたが、塵等も溜まっていたのかもしれません、

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洗剤水に浸けてから40分後位に洗剤水を抜き、再び水を入れすすぎを行います。左の写真はすすぎ中の写真です。水はきれいです。

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10分程度水に浸けた後、ハンガーにかけて風呂場の中に干します。この時、プラップ部等を含め形を整えます。クセがついているようなところがあれば、状態にもよりますが、ある程度補正する事ができます。

本ジャケットの場合、フラップ部以外は特に変なクセもなかったので形を整えるのはすぐに終わりました。

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こちらは、翌日乾燥後の写真です。生地はパリっ(シャキッ)とした感じになりました。生地が生き返った感じです。

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洗濯後のパッチの状態です。特に悪化は見られません。

Patch

洗濯後の右胸ポケット部の写真です。フラップの反り無くなっています。

この様にクセは洗濯・乾燥時に形を整える事で補正する事ができます。

Pocket 元々、かなり良好なコンディションと思っていましたが、洗濯した事で生地の感じが非常に良くなったため、驚く程良好なコンディションだと改めて思いました。

本品のWebストアのページ:

50年代 507XX セカンドモデル 紙パッチ サイズ38

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