ロングホーンインポートWebストアで取り扱う製品で、推定デッドストックと表記しているウールシャツがあります。
ロングホーンインポートにおけるデッドストックの定義は、未使用で保管されていたしなとしております。商品タグ等がついていない場合、コンディション等から使用感が感じられず未使用品であると判定した場合は、”推定デッドストック”と表記しております。
古い年代のウールシャツの場合、未使用デッドストック品でタグが付いているものは非常に珍しいです。今まで見てきた限り80年代頃までの製品ではタグが残っている物を見たことがありますが、70年代以前の品では見た記憶がありません。
そのため、ウールシャツの場合は、現実的にはデッドストックか否かの判定は推定となります。着用された形跡が感じられないこと、生地の状態、プレスが残っている。糊が少し残存した感じの風合いである等のコンディションを総合して判定しています。
デッドストックでも保管状態等でコンディションは様々です。デッドストックでも織り皺や保管によるクセ、痕があったり、部分的に汚れが付着していることや、環境によっては虫食いがある場合もあります。
ここでは例として、デッドストックと判定したペンドルトンのウールシャツを紹介します。
本品は生地もプレスが残った感じです。特に気になる織り皺もありません。かなり管理状態が良かったと思われます。
襟の形やポケット部、フラップの状態等からも新品時のオリジナルの状態である雰囲気が感じられます。
タグの拡大写真です。タグの状態もきれいで着用、使用された感じはしません。
取り扱い説明タグや取り付け糸を見ても、着用された様な形跡が感じられません。
カフスも綺麗にプレスがかけられた状態のままです。
超希少!推定1920-30年代 最初期 ペンドルトン ウールシャツ ダークブラウンレッド格子柄
尚、本品はデッドストックと判定するものの中でもコンディション・管理状態が良い方です。推定デッドストックと表記している物が全てこの様なコンディションであるわけではありません。
ここでデッドストックと判定したウールシャツについての補足説明と良く頂く質問についての回答を以下に紹介致します。
ストアで取り扱っている推定デッドストックのウールシャツは未洗いの状態で保管しています。
未使用・デッドストックのヴィンテージ ウールシャツは、状態が非常に良く見えても、長期にわたる保管の間に生地の間等に塵が蓄積している可能性があります。
そのため、ロングホーンインポートでは、ヴィンテージのデッドストックのウールシャツは着用前に洗濯することをお勧めしています。
ご注文を頂いた時点で、洗濯してから発送するか否かについて、お客様のご希望を伺って対応を決めています。現時点まででは、全てのお客様が洗濯後の発送を希望されています。
デッドストック・未使用の状態のウールはプレスが効いていて、場合によっては少し糊が付いている様な風合いです。洗濯すると少し風合いは変わりますが、それ程大きな変化はありません。また、生地に活力が出てきます。洗濯後の状態もかなり良い感じになります。
洗濯後発送した場合、お客様のお手元に届いてから、すぐ着用できる利点があります。
コンディションや取り扱い等でご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。
これまでウールシャツを初めてご購入されるお客様は、ほぼ全員、手入れ等について細かい相談等をメールで行っています。
お客様とのやり取りの中で、良くあるご質問や一般的な手入れ、取り扱い等の留意点について、今後、ブログ記事等で説明を加えて投稿していく予定です。
この推定デッドストックの70年代ペンドルトン落ち着いている中にスゴく存在感のあるいいデザインです♪
今待ち侘びてるお品も届くのがとても楽しみです♪
TERA様、
コメントありがとうございます。いつも大変お世話になっております。
ペンドルトンのウールシャツは70年代になると色柄のバリエーションが格段に増えるのが特徴です。
おっしゃる様に本品は落ち着いたオーソドックスな色がベースでありながら、アクセントの効いたストライプカラーが入って存在感があります。70年代の場合は、この様な個性的でインパクトのある良い柄がたまにあるのが特徴です。
60年代以前になると、70年代とは異なる魅力が色々あります。古い年代のデニムと同様に生地の質感、雰囲気は、特有のオーラを感じさせます。また、柄的にも現行ではないような複雑で込み入った繊細の色の組み合わせ等の柄が少なくありません。
お待たせしすみません。あと少しで届くと思います!
お気に召していただければ、幸いです!!