レッドウイングのペコスの手入れをしていて、ちょっとした質問が頭に浮かびました。それは、『ペコスはツヤがある方が良いか?」です。
ベックマンや通常のドレスシューズは艶がある方が明らかに良いと思います。
一方で、ハンティングブーツやワークブーツ系の場合、艶はそれ程なくても良い、気にしないのではないかと思います。
ペコスはそれらの中間、ドレスシューズとワークシューズの間に位置する(カジュアル系?の)イメージがあります。
艶がある方が良いと思うのですが、その反面、ドレスシューズの様に光る様な艶ではなくて良い気もします。
今回、ペコスを丸洗いしてオベナウフスを塗った所、丸洗い前と比べてツヤがなくなりました。ツヤが全くないと言うことではないですが、艶があった方が良いかな?とも思ったりしています。
ブーツや靴の手入れ用品は、非常に多くの種類の製品があります。また、履き方や使い方、手入れの仕方等も人によって様々です。
ペコスの艶についても、いろいろなご意見があるかもしれないと思っております。そうではなく、多数が同じご意見かもしれません。
そのため、今回、皆様のご意見を伺いたく、オンラインポールを作成しました。
つきましては、是非、ご意見をご投票下さいます様、よろしくお願い申し上げます。
尚、革の色味は屋内と屋外ではかなり異なります。ツヤも感じが異なります。以下のアンケートの写真は室内なので、ご参考までに屋外の写真も添付します。写真左(手前)は丸洗い後オベナウフスを塗ったもの。写真右(奥)は未洗いの状態です。
online poll by Opinion Stage
こんにちは。
ペコスは僕はワークブーツの一つと考えているのでワークブーツ全般についてになるのですが、ツヤがあったほうがイイです。
正確には、時々オイルを入れて、カサカサな部分もありつつ、滲み出るようにツヤのある部分もあるのがイイなぁと。ちょっと変態的なツヤが良いと思っています。
piropiroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。大変興味深く拝読しました。
コメントを拝読し、また、投票結果からも考え方はひとそれぞれ色々あるなと思っております。それから、ワークブーツやツヤについてのその人の定義、受け取り方にもよっても意見が異なるのではと思います。
先にツヤの方についてですが、おっしゃる”にじみ出る様なツヤ”と言うのは、オイルによるもののことをおっしゃっているのでしょうか?オイルを塗るとそんなイメージの自然なツヤが見られますよね。
その意味でおっしゃっている様に受け取っておりますが、その解釈でよろしいでしょうか?
実は今回、私が手入れをしていて、この質問が頭に浮かんだのは、具体的にはシュークリーム等を使用した”磨くことによるツヤ”がペコスにもあるほうが良いのか?でした。
シュー・クリームには磨くと艶が出るワックス等の成分が大なり小なり含まれています。一方、革の油分補給や保革・コンディションを整える目的の手入れ用品、コンディショナー(オイルを含む)にはワックスの様なツヤが出る成分は含まれていない方が多いと思います。
ドレスシューズであれば、クリームなりポリッシュを使用して磨くのが比較的一般的な手入れだと思います。ワークシューズの場合は、適切な油分補給は長期使用を前提とした手入れとして必要で、磨くことはオプションと考えます。
しかし、これはワークシューズのその人の定義、捉え方にもよると思います。
私のイメージするワークシューズは、レッドウイングが主要顧客とする米国内の労働者向けの実際に過酷な環境で使用することを前提にしたものです。レッドウイングのTwitter等でも時折、仕事場における顧客の靴・ブーツの紹介があります。それらのほとんどは使い込まれたもので、汚れていることも珍しくありません。そのため、クリーム等で磨くことによるツヤはワークブーツにはあまり必要ないとの印象を持っています。
しかし、にじみ出る様なツヤが部分的にあるのが良いとのお話が、油分が補給された革が自然な感じのツヤを見せるのが良いとのお考えなのでしたら、piropiroさんのお考えと自分の考えはかなり近いと思います。
現在、少しクリームを使って自然な感じのツヤを出してみて、コンディショナーのみの状態と比較してみようかと考えています。
今日、Tumblrでリブログしたレッドウイングのフランクフルト店の店主のインタビューの写真にあるペコスも部分的に結構(かなり)ツヤがあります。酷使されて傷だらけで色が落ちているつま先とのコントラストが結構良い味を出していると思います。
http://longhornimport.tumblr.com/post/95740330752/tales-from-behind-the-counter
なるほど。シュークリーム前提でしたか。
おっしゃる通り、僕の想定はオイルを時々入れて出るツヤでした。
写真のフランクフルト店の方のペコスみたいなツヤの出方です。
(本当はもう少しオイルを入れて、傷みを抑えたいとこですが・・・)
でも現実には、自分のブーツにはついついオイルを入れたくなり、こんなにカサカサしてません。
お返事ありがとうございます。説明が十分でなくすみません。
その代わりコメントも頂け、参考になりました。また、自分の中でもさらに色々と考えたりできる機会となりました。
シュークリームとオイルのツヤはかなり質が異なりますよね。私の中では前者が頭にあったもので、後者のツヤをこの投稿時にあまり考えていませんでした。
”ワークブーツもツヤがあった方が良いと想う”を拝読した時、どちらの意味なんだろうと思ったもので、お返事頂けてとてもスッキリしました。
そのブーツが使用している革のタイプにもよりますが、新品時にツヤが結構あるワークブーツもありますよね。
手入れをまめにしていれば、ツヤも良い感じで残ると思います。手入れ(オイル入れ等)を、あまりまめにせず、酷使していくと革のツヤは失われていきます。これは、おっしゃる痛みを抑えることと同じ意味だと思います。
元のツヤが失われても、クリーム等を使用してツヤを出すこともできると思います。これについては個人所有のペコスでまず、試してみようと考えております。
今回新たに発表されたBlacksmithコレクションは、ツヤが(ほとんど)ない革をあえて使っています。でも、これらも見方や感じ方でひとそれぞれ印象や手入れの仕方でも変わってくるのでしょうね。後は、BlacksmithはWorkshoeでbootの位置付けではないようです。それを言うと、レッドウイングの社名は、Red Wing Shoe Companyなので。。。(笑)
http://longhornimport.tumblr.com/post/95466596162/the-blacksmith-collection