ヴィンテージ・リーバイス デニムジャケットのフォースモデル70505です。パッチのサイズ表記がうっすらながら34と読める事、実寸サイズからも34と思われます。70505のサイズ34はとても希少です。以下、本品の紹介です。
全体的に色落ちが進行しています。ヴィンテージらしい独特の色落ちと雰囲気が感じられます。
フラッシュを使用せずに撮影した写真です。室内で見た実際の色味に近いのは上の写真(フラッシュ使用)ですが、色落ちの度合いを把握するのには自然光での写真の方が向いていると思います。
パッチは残存しており、表面のコンディションも良好で印刷も明確に読み取れます。LOT番号とサイズは読み取りづらいですが、LOT番号の後の生地と色を示す4桁の数字の0217はこの写真から読み取れると思います。サイズは34と書かれているように見受けられます。私が肉眼で見た場合はほとんど読み取れません。
パッチの下に取り扱い表記の白いタグが付いています。このことから、本品は1969年から1971年の間頃の製品と推定されます。
タブはBig-Eの均等Vのタイプです。タブのコンディションも良好です。
タブはクルッと巻いています。
襟部は色落ちが進行していますが、擦れ等も見当たらずまずまずの良好なコンディションです。
ジャケットの内側も奇麗です。特に目立った汚れ等は見当たりません。
ウエストバンドの下側(裾下)のチェーンステッチはほとんど消失しています。ある程度着用感があるジャケットでは比較的一般的です。着用には問題はありません。
ボタン裏の刻印は521です。
内側のステッチ部のアップです。少しステッチが飛んでいる(消失している)部分がありますが、この程度であれば当面問題はないと思われます。ただし、考え方はひとそれぞれなので、これはあくまでも私個人の見方です。
両袖の下部は着用感を考えるとかなり良好であると思います。ステッチ、生地の状態ともしっかりしています。特に問題となる様な箇所は見当たりません。
生地の色味、縦落ちが進行している事がお分かりになるかと思います。
袖先裏側のチェーンステッチは消失しているところが多いです。この部分もある程度着用感があるジャケットでは消失している場合が一般的です。袖先の状態は着用感を考慮すると良好な部類と思います。
少し角度を変えて撮ったカフス部の写真です。比較的良好と言えるかと思います。
肘部付近(写真中央)に汚れが付着しています。似た感じの小さな汚れが右腕部にもあります。あまり目立ちませんが注意してみると写真の様な感じで分かります。
ボタンを留めた状態のフロント全体写真です。凄く良い感じで色落ちしています。
下から2番目の前合わせのボタンの少し上の左に小さなペイントのドロップの様な痕があります。上の写真でも気をつけると分かると思います。
上から4番目のボタンホールのステッチの上側の糸がほつれています。
ボタンを留めるとこのような感じです。着用上は問題ありません。
左胸ポケットのフラップの右側のボタンホールの糸が少しほつれています。
こちらも着用上は問題ないです。ボタンを留めた場合の外観写真です。ほとんど目立ちません。
後ろから見ても色落ちが良い感じに進行しています。パッカリングのアタリも良い感じです。袖部は少しヒゲができています。
自然光で撮影した写真です。
この写真からも色落ち度合い、生地の色味と風合いがある程度参考になるかと思います。
実寸サイズ:
肩幅: 85cm (42.5cm x 2)
身幅: 92cm (46cm x2)
袖丈: 45.5cm
着丈: 55cm
測定方法は平置きで直線距離を測っています。計測方法等から誤差が生じます。予めご了承下さいます様、よろしくお願い致します。
Webストアの本ジャケットの販売ページはこちらになります。
色味参考比較写真
上段左: 71205 Big-E サイズ36
上段右: 本ジャケット, 70505 Big-E サイズ34
下段左から、
現行USライン 501シュリンクトゥフィット (着用約1年)
90年代初期米国製501シュリンクトゥフィット (着用約5ヶ月
501 66前期 刻印6
70年代 501 66前期 刻印2 (表記サイズ 30W-33L)
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