極上コンディションのリーバイス・サード・557が入荷しました。パッチも綺麗な状態で残存しています。生地、ステッチ共にとても良好なコンディションです。着用感はほとんど感じられません。
50年代後半から60年代後半までのリーバイスデニム製品に取り付けられたパッチは、紙製で硬化し破損しやすいため、残存しているものはとても少ないです。
未使用で保管されていたデッドストックでも、パッチが破損していることは珍しくありません。
本品のパッチは、ほぼ完全な状態で残存しています。また、完全に硬化しておらず、弾力性が残っています。
ロット番号は、557。サイズは40です。
ボタン裏の刻印は、Dです。
赤タブは、Vの幅が左右同じ、通称均等VのビッグEタブです。タブは少し巻いています。
ポケットフラップ裏は、同オンスデニムです。
後ろ側の状態も非常に良いです。このように濃い色の状態の場合、少し退色しているだけでも写真で目立つ傾向があります。実際に見ると退色部はそれほど気になりません。
濃紺のオリジナル・ヴィンテージのデニムは、とても魅力的な色をしています。生地の織りなどもとても特徴があります。
特筆すべき点、コンディションについて
ヴィンテージは、個体差があります。
本品の胸ポケットからウエストバンドに向けて入れられているV字状のステッチラインの終端は、明確に閉じています。
サードはVラインが鋭角で、70505に比べてVの終端が閉じ気味なのが特徴の一つですが、本品はその傾向が顕著です。
袖先の裏のチェーンステッチも残存しています。ステッチの残存状態は、着用感を示す目安の一つです。
カフス部の一部に少し退色が見られます。(非常に細かい話で、普通気にならないレベルです。)
ジャケットの内側の状態も良好です。
ウエストバンド裏のチェーンステッチも残存しています。
60年代以前のデニムは、織りムラや織り傷が部分的にあるものが多いです。年代が古くなればなるほど、その傾向は強くなります。
基本的に織りムラや織り傷があるデニムの方が、魅力がさらにある傾向があります。
本品にも、部分的に織りムラ、傷があります。中央から向かって少し右側のウエストバンドの上の部分の拡大写真です。表からはほとんど識別できません。
色味比較
色味比較として、推定ワンウォッシュの501 ビッグEと一緒に撮った写真です。
557は、XXのロット番号表記がないものでも、501XXと同年代です。生地も501XXと元は同じです。
サイズ
表記サイズ: 40
実寸サイズ:
身幅: 約51.5~52cm (脇の下間の直線距離)
袖丈:
約63cm (肩口から袖先)
約50cm (脇の下から袖先までの直線距離)
肩幅: 約47cm (背中側から左右袖の上部・両肩口を直線で測った距離)
着丈: 約56cm (背中中央部襟下から裾下部までの直線距離)
Webストア商品ページ
本品は製造されてから50年程度経過しています。リーバイス・サードは、未使用のデッドストックやほとんど未使用のものでも、パッチが破損していたり、不具合があることは珍しくありません。これだけ良好なコンディションの品は、本当に希少です。
コメントを残す