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ヴィンテージバンダナの研究:色と年代の関係についての考察

一般的に言って、色にも流行があります。代表的な例としては車の色が挙げられると思います。ある時期に白が主流となったり、また、ある時期は暗色系のメタリックカラーが主流となったりします。衣服の色も同様に流行があります。この色と流行の関係はバンダナにも当て嵌まると思います。今回はヴィンテージバンダナの色と年代の関係について調べてみました。

バンダナの代表的(基本的)な色は赤、そして紺です。実は今回のブログ記事を書くきっかけとなった出来事がありました。少し前にWebストアの方でエレファントブランドを中心とした紺のバンダナのまとまったご注文を続けて頂きました。


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商品の追加、補充をしなければと思い在庫を見てみると、思いの外、紺色のエレファントのバンダナがないことに気がつきました。 改めて、手持ちのエレファントブランドのバンダナの赤と紺の比率を見てみると、大まかなところで赤が9割近く紺は1割程度でした。

さらに柄との関係を見ると、上がり鼻(通称:上鼻)の場合、赤で様々な柄がある中で紺色のバージョンがあると言う関係に気がつきました。 一般的に60年代から70年代にかけての年代において、エレファントブランドの上がり鼻のバンダナは市場の中心、代表的存在であったと認知されています。

エレファントブランドの上がり鼻において赤色が圧倒的に多い事は、60年代から70年代にかけてバンダナの色は赤が主流であった事を示しています。 80年代のバンダナのブランドの構成比率を見ると、パリスアクセサリーズが非常に多く、エレファントブランドはとても少ないです。

ブランドの構成比を見ると、70年代後半から80年代にかけて、市場におけるエレファントブランド急速な失速とパリスの急激な台頭によるバンダナのブランドの主役交代劇が起こったことが想像できます。エレファントブランドのバンダナはほとんどが赤か紺です。一方、パリスは古い年代のものは赤と紺が中心ですが、新しい年代のものでは様々な色があります。色の流行もバンダナブランドのシェアと関連があるかもしれません。

80年代のバンダナには星形のロゴマークの付いているのが特徴です。(関連ブログ記事:ヴィンテージ バンダナの研究: 星形のロゴマークは何か?)   crafted with pride bandanas ご覧の様に様々な色があることが特徴的である事が分かります。70年代の後半から80年代にかけてはカラフルな色のバンダナが主流となったと想像できます。 また、80年代のバンダナには絵等がプリントされた柄も多く見られます。 古い年代の方に遡るとバンダナの色は赤と紺が中心となります。エレファントブランドの下がり鼻(下鼻)でも色は赤か紺が中心です。 さらに古い年代、両耳のバンダナになると私の手持ちを見る限り赤よりも紺の方が多いです。

バンダナの色と柄にも関連性、ある特定の傾向が見られる場合もあります。例としてドット柄があります。

現時点での認識として、色と年代の関係についての傾向をまとめると以下の様になります。

1940年代以前: 赤と紺が中心。比率は半々程度?

1950年代頃: 赤と紺が中心。比率は赤が多くなる。

1960年代から1970年代前半頃: 赤の比率が非常に高い。この傾向はエレファントブランドに強く見られる。

1970年代後半頃から80年代初め頃: 従来の赤や紺の色に加え、様々な色のバンダナが登場。主流となってくる。

1980年代頃: 様々なビビッドカラーの色のバンダナが主流となる。

大雑把な流れとして以上です。今後さらに調べて行く事が新たに分かる事、認識が変わる場合もあると思います。

上に少し書きましたが、バンダナの色の流行の変化が、ブランドの市場の位置付けにも影響を与えた可能性も考えられます。70年代後半からのカラフルな色の流行にエレファントはついて行けず衰退、積極的にカラフルな色を採用したパリスが流れに乗って一気に主役に登って行った様な構図があったのかもしれません。

また、ドット柄と色の関連性もある様に思います。ただし、これはドット柄の流行した年代とも関連があったとも考えられます。

引き続き、様々な観点、着目点からバンダナについて調べたり、考察を行ったりして行く予定です。

コメントとトラックパック

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. エレファントなどの動物柄バンダナを集めており、時々興味深く見させて頂いています。
    紺はおっしゃる通り、あまり見つかりません(ちなみにラクダ柄は、赤紺問わず、全く持っていません)。
    なので、一定時期古い物は、紺が多いのは意外でした。
    なかなかバンダナの年代考察まで書いてあるものがないので、ブログを大変面白く思っています。
    今後も良い記事を宜しくお願い致します。

    • はじめまして。コメントありがとうございます。バンダナは布一枚のシンプルなものですが、色々な魅力があると思います。絶対ではないのですが、色や柄、布、ステッチ、表記形式等、年代によって傾向があるところもあります。ある年代で流行った(主流となった)色というのもあると思います。それを特定するのは難しいですが…大まかな傾向等は分かると思います。

      ちなみに私がこれまで見てきたラクダ柄は赤や紺ではない色(茶(だいだい)色や淡い色)の方が多い印象を持っています。

      できるだけ色々な角度から、これからもバンダナについて書いていこうと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

  2. さっそくご返信、良い情報頂き有難うございました。
    今後は色々なカラーや、図柄もチェックしてみたいと思います。

    • こちらこそご返信ありがとうございます。返事が遅くなり、申し訳ございません。

      色や図柄と年代のある程度の相関関係、傾向等についても分析、考察した記事を書きたいと思っています。

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