ブーツジャックをご存知ですか?
Lee 200の右にある”Lee Riders”と書かれた木製の製品がブーツジャックと呼ばれるものです。
ブーツを脱ぐときに使用するツールです。上部のU字部にかかとをいれて、反対側の足で本体の下側を踏んで抑えて、ブーツを脱ぎます。足を乗せて抑えるところには滑り止めが付いています。
実際に試してみると本当に驚くほど簡単に脱げます。両手を使わずにしかも時間もかからずに脱げるのでとても便利です。
下はアメリカのブーツ販売店のブーツジャックの使い方のビデオです。使い方を紹介してブーツを脱いでいます。嘘みたいに簡単にブーツが脱げていますが、実際に使ってもビデオとほぼ同じです。
下は1940年代のカウボーイ用品のカタログの中のブーツの手入れ用品などが記載されているページです。右から2番目にブーツジャックがあります。ブーツジャックはカウボーイの必需品の様です。
本記事で紹介した品は、推定1970年代のLeeのブーツジャックです。Lee Ridersの刻印も明確です。®とM.R.が入っているので、1970年代以降。1980年代にはLeeはRidersの名称をあまり強調しなくなったこと。ブランド自体の方向性も変わっていったため、ウエスタン関連の本品は1970年代であると判定しています。
本品はシンプルな構造ですが、とてもしっかりと作られています。70年代の製品で、味わい深い雰囲気があります。ウッドなので味わい深い見た目でインテリアとしても使えます。その上、実用的です!
1970年代は、Leeがまだ魅力的な製品を提供していた時代です。スティーブマックイーンがプライベートでもLeeのジージャンとジーンズを愛用していたことも有名です。
本品も当時の魅力あるLeeの製品の一つであることを感じさせてくれます。ヴィンテージ愛好家、Leeが好きな方、ぜひ、ご検討ください。
Webストア商品ページは以下のボタンからご覧になれます。
備考: 現行品のブーツジャックの価格は廉価です。機能、実用面だけを求めるのであれば現行品がお勧めです。
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