80年代、レッドウイングはウエスタンブーツも各種揃えていました。当時のレッドウイング・ウエスタンブーツの代表的なモデル9801を紹介します。
つま先が尖ったシャープなライン、トゥには刺繍が施されています。まさに伝統的なウエスタンブーツのスタイルです。
シャフトの部分も刺繍で柄が施されています。
サイドプルストラップには、ペコスの名前が入れられています。
サイズ表記は8D。スタイル番号9801がプリントされています。
タグはMade in USAの入る羽タグです。結構深めの位置に縫い付けられています。
注目ポイント
現行のUSモデルのプルオンは、11インチに統一されていますが、80年代前後はプルオンでも高さが異なるものがありました。
9801(写真右端)は、背が高いです。左2足は、80年代の866です。
ソールは、ケミゴム。”OIL PROOF”の表記が入ります。少し見づらいかもしれませんが、菱形の”OIL PROOF/CHEMIGUM”の表記の下に、GOOD YEARのロゴが入っています。
グッドイヤー製のソールを使用しています。
下は、レッドウイングアムステルダムのTumblrの投稿です。9801と思われます。革の色味が良い感じです。
9801は、履き込んで行くと魅力的な味わい深い色になっていく傾向があるのではと思います。もちろん、キチンとした手入れと管理した上でのことだと思います。
レッドウイングアムステルダムの9801の写真を見ると、9801は隠れたレッドウイングの名作ウエスタンブーツなのではないかと思っています。
下は1985年のカタログの9801です。
注目ポイント
WESTERN WORK/DRESS BOOTと表記があります。ワークドレスと言うと、現行ベックマンが有名ですが、80年代のウエスタンにもワークドレスの表記があるところが興味深いです。
またその下に、”CAN BE POLISHED”、”ポリッシュもできます”の表記があり、ワークだけでなくドレスに利用できる素材であることを示しています。
ワイズは、AからEEEまで揃っています。
コメントを残す