ロングホーンインポート

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ヴィンテージ・リーバイス 501 ビッグE 刻印2

501 Big-E 平行ステッチ 刻印2を紹介します。この501は非常に味のある色落ちをしています。各部の特徴的なディテール、生地の色落ち状態、コンディション等を含めて紹介します。写真はクリックすると拡大します。

尚、本記事で紹介している写真は洗濯前の状態です。洗濯後の状態の細かい検証は、私のリーバイスのブログの方に記事を投稿しております。本品にご興味のある方は、こちらの記事も合わせてご覧下さい。

Front

フロントの全体写真です。メリハリのきいた味わいある色落ちをしています。ヴィンテージの501の色落ち見本に近いものがあります。中々これだけの良い色落ち、アタリをしているオリジナルは珍しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Front wo flash

上の写真はカメラのフラッシュを使用して撮影しています。こちらの写真はフラッシュを使用せず自然光が入る室内での撮影です。撮影時、外の天気が良くなく外光があまり明るくない状態です。

少し暗めの写真ですが、生地の感じ、色落ちや雰囲気等はこちらの写真の方が把握し易いかと思います。

 

 

 

 

 

 

Front zoom up

フロント部のクローズアップした写真です。ヒゲが生成されています。年代としては60年代の後半の製品です。生地の織りが比較的整っている様で、縦に線状にきれいに色落ちしています。きれいな線状の色落ちの仕方は66前期の特徴ですが、このビッグEの縦落ちの感じは66に比べると縦線が太く、荒々しい感じがあります。

フロントポケット入り口周辺のコンディションも良好です。

 

 

 

 

 

Front Up no flash

こちらはフラッシュ不使用での写真です。少し明るめに写っていますが、生地の色落ちの程度や感じはつかみやすいかと思います。

 

 

 

 

 

 

Front Area

フロントトップボタンにフライボタンは4つの標準的な501の仕様です。ウエストが小さめのサイズになるとフライボタンが3つになります。

ボタンホールの状態も良好です。

 

 

 

 

 

Stamped 2 on front button

ボタン裏の刻印は2です。フロントボタン横は平行ステッチ、ウエストバンド裏は上下チェーンステッチです。

 

 

 

 

 

 

 

Fly Button Long Leg R

フライボタン(フロントトップの下にある4つのボタン)の拡大写真です。Rの左側の足が長い、通称”足長R”です。足長Rは、1955年頃から1969年前頃までの501に使用されている特徴的なディテールの一つです。

 

 

 

 

 

 

Crotch Area

クロッチ部の拡大写真です。若干擦れがあります。本501位の使用感、色落ちをしている物としては、クロッチ部の程度は比較的(かなり)良好な方です。

 

 

 

 

Outseam selvedge fade line

アウトシームのセルビッジ(耳)のアタリは上から下まできれいに開いたまま付いています。このアタリはヴィンテージリーバイスの特徴ですが、オリジナルの場合、耳が途中で閉じてしまっている物もすくなくありません。この501は左右ともきれいにアタリができてています。

左足のアウトシームが裾にかけてフロント側にねじれています。これはリーバイス501の伝統的なねじれです。多くのレプリカブランドのジーンズもこのねじれを模倣しています。

 

 

 

 

 

 

Right Knee Area

右ひざ部が横に直線状に生地が破れている箇所があります。ほつれはひどくありません。ほつれが少ないと補修しても痕が目立ちにくいです。

生地の縦落ちの感じはこの写真でも分かるかと思います。

 

 

 

 

 

 

Back

後ろの全体写真です。ヴィンテージは小穴等がある場合も少なくありませんが、特に目立った小穴等はなく生地の状態は、着用感を考えるとかなり良好な方だと思います。

膝裏にハチノスのアタリが少しできています。

 

 

 

 

 

 

 

Back Zoom

パッチは消失しています。60年代以前の501の紙パッチは硬化し破損し易いです。

バックポケット周辺の生地の状態、ステッチの状態も良好です。

 

 

 

 

 

 

Back Pocket Area

バックポケット周辺部の拡大写真です。生地の色落ち、状態は良好です。

バックポケット部とバックヨーク部のステッチはパッカリングのアタリができています。

 

 

 

 

 

 

 

 

Tab

赤タブはクルッと巻いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tab 02

タブはビッグE、不均等Vです。タブの状態も良好です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Left Knee Back area

左ひざ裏の拡大写真です。ハチノスのアタリができています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Right Knee Back area

右の膝裏の写真です。左も右も生地の状態は良好です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hem Chain Stitch Fade

裾はオリジナルのレングスと思われます。チェーンステッチ特有のうねりのあるアタリがきれいにできています。

 

 

 

 

 

Hem Chain Stitch and Selvedge

裾部を折り返した写真です。ヴィンテージ501特有のディテールの赤耳、セルビッジ付きデニム、裾はチェーンステッチです。

 

 

 

 

 

 

Hem area condition

裾の内側チェーンステッチの状態です。ステッチは何カ所か切れている箇所があります。こちらも着用感を考えると状態は良好な方だと思います。

 

 

 

 

 

膝の破れ以外は全体的にかなり良好なコンディションです。これだけ良い感じの色落ちをしているヴィンテージの501はなかなか見当たりません。色落ちの良いヴィンテージでかつコンディションの良いものをお探しの方に自信を持ってお勧めします。

サイズが合う方、是非、ご検討下さいます様、お願い致します。

表記サイズ:不明

実寸サイズ:

ウエスト:約76cm(洗濯前)、約75cm(洗濯後)

レングス:約75cm、約73cm(洗濯後)

洗濯後、サイズを再測定したところ、少し縮んでいる事が分かりました。ウエストは着用すると恐らく76cm程度に戻る、またはもう少し大きくなると思います。レングスについては、戻るかどうかは現時点では不明です。

洗濯後の本品の各部の状態については、こちらのブログ記事をご参照下さい。

Webストアの本品のページはこちらになります。

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