ロングホーンインポート

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オベナウフス ヘビーデューティーLPについて

Heavy Dutyy LP 4 ozオベナウフス・ヘビーデューティーLPは、蜜蝋(Beeswax)とプロポリス(Propolis)を含んだ100%天然成分の保革品です。

オベナウフスは、米国内のブーツやレザー用品、衣類の愛好家の間で非常に評価が高いです。また、ラッセルモカシンは、手入れ用品として、オベナウフスを強力に推奨しています。

革の手入れ用品にはオイルを補給するための成分として、鉱物油が含まれているものが多くあります。ほとんどの”ミンクオイル”とラベル表記されている製品も、成分は鉱物油を使用しているものが多いです。

鉱物油を使用した手入れ用品は、長い歴史があります。鉱物油を使用しているものがダメだということではありません。

その一方で、80年代の終わり頃から、オベナウフスのように100%天然成分を使用した手入れ用品も登場し、普及してきました。

レッドウィングのオールナチュラルレザーコンディショナーも、名前の通り100%天然成分です。

天然成分100%を名前にしていることは、それが売り文句・製品の特徴であることを示していると思います。

オベナウフス・ヘビーデューティーLPの主要成分

オベナウフスの主要成分である蜜蝋(Beeswax)とプロポリス(Propolis)について、以下にWikipediaの説明を元にとりまとめて、紹介します。

ビーズワックス(蜜蝋)とは?

ビーズワックスは、ミツバチが生成する自然のワックスです。働きバチが巣で分泌したものを、巣作りをする蜂が集めて、巣の構築の補強や蜜の保存場所、幼虫の巣の構築に使用します。

化学的には、ビーズワックスは主に脂肪酸と多種の脂肪族アルコールで構成されています。

ビーズワックスは、人間の食料や味付けとして使用されています。チーズのコート(保護膜)にも使われるそうです。

ヨーロッパ(EU)では食品の添加剤として認可、番号E901で登録され、食料品の使用が認められています。尚、人間や哺乳類にとっての栄養分はほとんどありません。

ビーズワックスは様々な用途で使われています。純度を高めて、脱色したビーズワックスは、食品、化粧品、薬品などに使用されています。

ビーズワックスを肌の手入れや化粧品に使う用途は増加しているとのことです。ドイツの研究調査によると、似たような鉱物油で生成されたバリアクリームよりも優れているとの結果が出ているそうです。

ビーズワックスは、リップバーム、リップグロス、ハンドクリーム、モイスチャライザーに使われ、そして、アイシャドウ、ブラッシュ、アイライナーなどの化粧品にも使われていています。

また、ヘアーポマードに使用される重要な成分で、艶出しの効用があるそうです。

蜂の巣からビーズワックスを取り出しているところ。
蜂の巣からビーズワックスを取り出しているところ。(Photo: Wikipedia)

ビーズワックスの成分

以下はWikipediaに記載されているビーズワックスの成分表です。

ワックス成分 パーセンテージ
炭化水素 14%
エステル 35%
ジエステル 14%
トリエステル 3%
ヒドロキシメチル 4%
ヒドロキシポリエステル 8%
酸エステル 1%
酸ポリエステル 2%
脂肪酸 12%
脂肪族アルコール 1%
その他・非分類 6%

備考
ビーズワックスは、水に入れて熱を加えて溶かしたものもワックスと呼んだりします。また、鉱物ワックスと一緒にして、鉱物油や植物油で薄めて柔らかくすると室温で取り扱いやすくなるそうです。

レザーの手入れ用品でビーズワックスを使用しているものも色々あり、恐らく、加工法も様々だと思います。

プロポリスとは?

ミツバチが,集めた樹液と唾液を混合して膠(にかわ)状にしたもの。抗菌作用があり,巣の中を清潔に保つ働きがあります。

蜂の巣の入り口の樹脂
蜂の巣の入り口の樹脂(Photo: Wikipedia)

プロポリスは蜂の巣の出入り口のところを塞いで外敵や雨、雪から守る盾の様な役割を持っています。

殺菌作用があり病原菌や寄生虫等から巣を防ぎ、カビやバクテリア等の繁殖を抑えます。通気性も良く冬の間も蜂の巣の中に空気の循環を促進させる効果も備えています。

プロポリス
赤の矢印で指したところがプロポリスです。

プロポリスの成分

プロポリスの成分は、蜂の巣の種類、地域、シーズンによって異なります。

北部の一般的なプロポリスの主な成分:樹木から出る樹脂と精油(50%), ワックス(30%),, エッセンシャルオイル(10%), 花粉(5%)等です。

これらは主に木から採取します。花からも少しとることもあるそうです。

オベナウフスの特徴は、プロポリスを使用していることだと思います。

オベナウフスの特徴

ほとんどのレザーケア用品は、使用している成分の詳細を明らかにしていません。

オベナウフスの場合は、ビーズワックスとプロポリスを含んだ100%天然成分で作られていると明記されています。(成分比などの詳細は明示されていません。企業秘密でもあると思います。)

革の手入れ用品において、ビーズワックスは水や汚れなどを防ぐ保護膜としての役割を担っていると考えられます。

ビーズワックスは、水に溶かしたり、鉱物ワックスと共に鉱物油や植物油で溶かすと室温で使いやすくなるとのことです。

ビーズワックスを使用した手入れ用品でも同様に鉱物油などと混合で使われているものもあると思います。

オベナウフスの場合は、プロポリスを含んでいること、そして、油分は主にプロポリスよるものであるのが特徴ではないかと思います。

プロポリスは、殺菌除菌効果があること。通気性に優れること。そして、樹脂と植物から採れた油を含んでおり、革の手入れに適した成分の特徴だと思います。

以下、オベナウフス・ヘビーデューティーLPの説明の部分和訳です。

オベナウフス(Obenauf’s)のHeavy Duty LPはBeeswax(蜜蝋)とプロポリスが含まれています。

蜜蝋とプロポリスには、3種類の自然な油分が含まれています。この油分はゆっくりと革の内部に浸透していって、革の油分の補給を行います。

オベナウフスを使用した感想

レザーシューズ、ブーツの手入れは、革の種類や状態などによっても、適した手入れ用品は変わると思います。

また、その人の好みや考え方によって、手入れ用品、手入れ方法は異なります。

ロングホーンインポートで取り扱うヴィンテージレッドウィングや私個人のレッドウィングなどのブーツは、基本的に全てオベナウフスを使用しています。

Obenaufs Heavy Duty LP

匂いも強くなく、自然な香りがします。手につけて塗ります。

革の状態によっては、オベナウフスを塗ると色が濃くなります。これはオベナウフスに限ったことではないと思います。

表面が痛んだ薄い茶色の革に、油分を含むコンディショナーを塗布すると、革の色は濃くなるのが通常だと思います。

オベナウフスは、ヴィンテージブーツの手入れに適していると思います。

尚、艶出しの効果は基本的にありません。元々艶のあるレザーに塗れば、艶はありますが、艶がないレザーに塗ると、塗った直後は塗れたような感じで艶があるように見えますが、浸透すると艶は無くなります。

艶を出したい場合は、オベナウフスを塗ってある程度浸透した後で、艶出し効果のあるワックスなどを使用するのが良いと思います。

ヴィンテージのブーツでは、特に艶がある方が良いとはあまり思っていないので、まだ試していませんが、将来、オベナウフスの上に艶出しワックスを使って試してみる予定です。

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