ロングホーンインポート

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リーバイス・セカンド 507XX 希少サイズ 34

ヴィンテージリーバイス セカンドモデル 507XX紙パッチを紹介します。写真はクリックすると拡大されます。

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507XXは1953年から1962年頃までの製品です。通称セカンドと呼ばれ、高い人気があります。(通説では、1952年となっていますが、1953年からを示す複数の資料を見ているので、ここでは53年としています。)

短めの着丈、ボックス型のシルエットにフラップ付きフロント2ポケットにプリーツのデザインです。プリーツは古い年代のデニムジャケットに見られる特徴的デザインでリーバイス社のデニムジャケットでプリーツが入っているのは507XX以前のモデルに限られます。

507XXは初期のモデルは革パッチが使用されており、1955年頃から紙パッチに移行になりました。この時代の紙パッチは硬化して破損しやすく、現存する507XXでパッチが残っているものは非常に数が少ないです。

本ジャケットは紙パッチがほぼ全て残ってついています。

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パッチは通称ギャラ入りと呼ばれるもので、伝統のツーホースマークの下に”Every Garment Guaranteed”の表示が入ります。表記サイズは34となっていることが明確に読み取れます。

サイズ34はあまり出回っていません。また、サイズが小さい507XXはアームホールも細めでとてもきれいなシルエットをしています。

標準からやや痩せ気味の体型の方にはベストサイズとなる場合が多いです。

パッチは縦に亀裂が入っていますが、ほぼ全て残っており、状態は良好です。

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襟の部分の状態も良好です。

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全体的に色はかなり残っており、生地とステッチの状態も目立った問題箇所は見当たらず、良好です。

ポケットのフラップ裏はライトオンス、赤タブはBig-E両面、均等Vです。

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506XXと507XXの特徴的なフロントプリーツを固定するボックス型のステッチはダメージを受けやすいです。本ジャケットの場合6つあるボックスステッチのうち2つで一部ステッチが切れています。

一般的には、ボックスステッチも含めてステッチの状態は良好な方です。

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下側4つのボックスステッチの拡大写真です。

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腕の部分は少しヒゲのアタリができています。袖下側のステッチの状態も良好です。

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カフス部の拡大写真です。袖先の状態も良好です。

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ジャケットの内側もきれいで、特に汚れやしみ等はありません。

 

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後ろ側からの全体写真です。全体的にはかなり色が残っており濃紺です。

この写真ではほとんど分かりませんが、背中中央やや右にピンホールに近い小穴があります。

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小穴の拡大写真です。該当箇所を内側から撮影した写真です。

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左アジャスターベルト上に横に直線上に糸がつったような箇所があります。古い年代のデニム品では比較的良く見られるものです。

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表側から見た場合は、ほとんど目立ちません。

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色味比較のため別の507XX2着(上段)とワンウォッシュの501XXと一緒に撮影した写真です。この写真はフラッシュを使用していません。フラッシュを使用しない場合、ある程度色落ちが進行したデニム生地は実際よりも明るめの色に見える傾向がありますが、生地の風合いの感じを把握するのに役立つと思うため追加しております。

507s andn 501XX

違う角度から撮った写真です。実際の色味はこれ程青々とはしていません。

507s and 501XX 03

こちらはフラッシュを使用した写真です。実際の色はこちらに近いです。(ただし、少し生地の色が暗めに写り気味です。)

507s and 501XX 02

表記サイズ: 34

注)ヴィンテージの表記サイズは、現行ジャケットのサイズ表記と比べると実寸でワンサイズ下程度に相当します。詳しくは、以下の実寸サイズをご参照下さい。

実寸サイズ:

身幅: 約46cm (胸囲:約92cm: 46 x 2, 脇の下間の直線距離を2倍にしたもの)

肩幅: 約45cm (後ろから、両側袖の上部間の直線距離)

着丈: 約56cm (襟下から裾までの長さ)

袖丈: 約46cm (脇の下から袖先までの長さ)

Webストア販売ページ:5-60年代 507XX セカンドモデル サイズ34

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