ミネソタ州St. Paulで8月25日から9月5日まで、ミネソタステートフェアが開催されています。ミネソタの地元企業、レッド・ウィング・シューカンパニーもブースを設けています。
レッドウィング・ヘリテージが投稿した記事によると、レッドウィングは1920年代から1964年まで長年にわたって参加していたとのことです。そして、2005年から再び、参加しているそうです。
1960年代のミネソタ−ステート・フェアでのレッドウィング・ブース
下のRed Wing Heritageのツイートの写真は、1960年のレッドウィングの展示です。
レザーのカッティングやブーツの製造のデモを会場のブースで行ったとのことです。
Minnesotans gather to see the 1960 collection from Red Wing Shoes and watch a cutter demonstrate how he makes boots pic.twitter.com/7XD7ZFopBg
— Red Wing Heritage (@RedWingHeritage) August 25, 2016
ミネソタ・ステート・フェアのホームページなどを見てみたところ、本当に様々な地元企業が参加し、地域の文化と歴史を代表する歴史ある行事、お祭りであることを知りました。
ミネソタ・ステート・フェアのホームページ内の説明などを含めて、歴史や内容を紹介します。
Minnesota State Fairの歴史

ミネソタが州として認可された翌年、1859年に最初のミネソタ・ステート・フェアが開催されました。初期のフェアは、州の農業の振興をはかることが主要の目的で、農業関連の展示や競技が中心でした。
当初、展示会場は毎年変更され、ミネアポリス、St. Paul、ロチェスター、レッドウィング(!)、Winona、Owatonnaなどで行われていました。
1870年代から1880年代、St. Paulとミネアポリスの住民グループが、フェアの定住場所を提供するように必死に働きかけを行いました。
1885年、St. Paulとミネアポリスの間にあるRamseyカウンティーが201エーカーの農場をステートフェアの場所として寄付し、ミネソタ・ステート・フェアの定住拠点となりました。
拠点の周辺の土地を取り込むことで、ミネソタ・ステート・フェアは拡大しました。土地面積は、320エーカーに広がりました。ファインアートセンター、地域振興センター、コロシアムなども歴史的にも重要な施設が建設されました。
農業関連は依然として主要な重点分野として存続しながら、エンターテイメント、技術、産業展示、教育や州政府の機関も加わって活動が行われています。
誕生してから、フェアは5回の例外を除いて毎年開催されています。開催されなかった年は、1861年と1862年の南北戦争とダコタインディアン紛争、1893年のシカゴで開催されたWorld Columbian Expositionとのスケジュールの問題、1945年の第二次世界大戦の影響による燃料不足、1946年のポリオの流行によるものです。
今日、ステートフェアは、”Great Minnesota Get-Together”の名で人々から呼ばれたりするようになりました。訪問する人は、年に180万人に上ります。
主な展示のハイライト
Minnesota State FairのFacebookのページから、主だった展示を紹介します。
開催初日8月25日のゲート。
Unite in Purple
2016年は、プリンスがこの世を去ってしまった年です。ミネソタは、プリンスの地元です。ミネソタステートフェアにおいても、プリンスを偲ぶイベントが開催されました。
競技場も紫にライトアップされました。MAZDAのスポンサーで、プリンスを偲んで花火も打ち上げられたそうです。
6頭立て馬車レース
アンティークの農作業機器の展示
Leeアベニューで開催されているOld Iron Showの会場にて、アンティークの農作業機器の展示。
ハンドクラフトのサドル
地元アーティスト、Mike Brayさんが製作したハンドクラフトサドル。
これらは展示のほんの一部です。ご興味のある方は、Minnesota State FairのFacebookページをご覧ください。
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