皆さんは、「ブーツホーン」をご存知ですか?
靴べらは、英語でシューホーンと言います。ブーツホーンは、ブーツ用の靴べらのことです。(造語かもしれませんが、意味的には通ります。日本語では、ブーツベらが言葉的にはより正確なのかもしれません。)
レッド・ウィング・ジャパンさんのFacebookで、「ブーツホーン」についての紹介記事を読みました。とても興味深い内容なので、紹介いたします。
レッド・ウィング・シュー・ストアで販売している商品で最も安価なものは(税込で)648円の「ブーツホーン」です。でもこのブーツホーン、エンジニアやペコスを履くときには強力な味方になってくれる、なかなか侮れない、便利モノです。
以下にレッド・ウィング・ジャパンさんのFacebookが投稿したブーツホーンの画像を添付します。
Posted by Red Wing Japan on Saturday, January 23, 2016
ブーツホーンの使い方
ブーツホーンをブーツのシャフトの中に差し込みます。
Posted by Red Wing Japan on Saturday, January 23, 2016
通常履くのと同じ要領で、つま先から足を入れ、かかとをブーツホーンに乗せ(合わせ)ながら足を滑り込ませて履きます。
ブーツホーンがあるので、滑り入れるのが簡単にできると思います。
Posted by Red Wing Japan on Saturday, January 23, 2016
シンプルな構造ですが、とても実用的な便利グッズだと思います。
ブーツホーンの過去のエピソード
レッド・ウィング・ジャパンのFacebookの投稿にブーツホーンについての過去のエピソードが紹介されていました。とても興味深いので、引用紹介いたします。
4~5年前になりますが、ある王道アメカジ雑誌の編集長から、これがあまりに便利なので付録に付けたい、というお話を頂きました。
約10万個、一括納品という事でした。光栄なお話なので、なんとかできないかとアメリカの製造元に問い合わせてみたのですが、小さな工房で一人で作っているので、そんな数はまとめて作れない、と断られてしまったのです。
確かにこのブーツホーンは、雑誌の付録にするのも素晴らしいアイディアだと思います。雑誌の価格にもよりますが、付録に付ければ、とても喜ばれる品だと思います。
10万個という数の多さも驚きました。日本のアメカジ雑誌はやはりかなり売れているのだなと思いました。
納入単価が100円で、1000万円。200円で2000万円、300円なら3000万円です!実際のところは不明ですが、まとまると結構大きな金額です。
しかし、とても良い話でも、小さな工房で一人で作っているのでは、やはり対応は無理だったのだろうと思います。
継続して注文がもらえるのであれば、なんとかして量産体制を作ることも一案としてあると思いますが、スポット注文では対応はできないだろうなと想像しています。
過去にこのレッド・ウィングのブーツホーンのことを知って、アメリカ国内で探したのですが、アメリカでは取り扱っていませんでした。
今回、再度調べてみたのですが、やはり見つかりませんでした。できれば、自分でも試してみたいと思っています。構造から考えて、かなり効果的だと思っています。
エンジニアやプルオンのブーツをお持ちの方は、廉価ですし、試してみる価値は大いにあると思います。
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価格:648円 |
脱ぐ時にはブーツジャック
尚、ブーツを脱ぐときに使う便利グッズもあります。
過去に投稿したブーツジャックについてのロングホーンインポート記事へのリンクを添付します。
驚くほど実用的で便利なブーツジャック / ロングホーンインポート
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